アイスランドを2月に訪れました。
今回のアイスランドの訪問の目的は氷河の中に現れるというスーパーブルーの氷の洞窟。
冬しか訪問できないとあって、期待満々で訪問してきました。
氷の洞窟へのアクセスは、ツアーの集合知となる氷河湖まではレンタカーが便利とのことでレンタカーを借りてドライブをしました。
その冬のアイスランドのドライブが、感動的でもあり恐怖体験でもあったので、これから旅行に行く皆さんへの注意喚起も含めて、冬のアイスランドの道路の様子を紹介していきます。
アイスランドのレンタカーはスタッドレスタイヤ
アイスランドを冬に旅行したときに借りたレンタカーのタイヤはスタッドレスタイヤだったので、滑り止めもしっかり。
少しぐらいの雪道であれば、安心して運転ができました。
上の写真の車が実際に借りた車です。
盲点だったのが車の大きさ。
本来であれば4WDの中型車を借りるべきでしたが、お金をケチって小型車をかりてしまったため、強風が吹くと車があおられてしまうという結果に…。
夏であれば問題なかったかもしれませんが、冬こそは4WDの中型車をかりるべきでした。
冬のアイスランドの道路は雪が積もっていた
予想はしていましたが、アイスランドの道路は雪が積もっていました。
首都レイキャビック付近であれば、雪は道路脇には残っているものの、道路自体にはそんなに雪が残っていなかったので普通に運転できます。
ただ、駐車場なんかに入ると除雪されていない部分や溶けかかっている部分もあり、びちゃびちゃになりながら車を運転しました。
郊外に行くと、幹線道路はまだ大丈夫ですが、道路の周りには雪がしっかり積もっていました。
ただし、天気とエリアによってはこのように道路部分だけはきれいになっている場合も。
そのかわり、真っ白な世界で、それはそれは美しい絶景を眺めることができました!
降雪のあとには頻繁に走っていた除雪車
私が訪れたときは、雪もふっていたので運転が不安だったのですが、雪がふったら、写真のようにすぐに除雪車が活動して雪をかきだしてくれているのは大変助かりました。
部分的に、除雪できていないところもありましたが、幹線道路であれば、7-8割は比較的きれいに除雪されていました。
この写真は、アイスランドをグルッと囲む1号線を走っていたときに撮影したものです。
メイン道路以外は深い雪!ホテルに行くときは要注意
メイン道路から一本はいると、そこは全く雪かきされていませんでした。
私達が泊まったホテルも、メイン道路から5分ほど中に入ったところにあったのですが、まずその道自体が雪に覆われていて見つけられず。
かすかな車のタイヤのあとを見つけて進んでいったら、どんどん雪が深くなって大丈夫かなとドキドキしながらホテルまでたどり着きました。
冬のアイスランドの天気も変わりやすかった
アイスランドの天気は本当に変わりやすいです。
吹雪いていたと思ったら晴れてきたり、晴れていたと思ったら急に曇って嵐のようになったり…Lonely Planetのページにも冬のドライブでは食物・水・ブランケットを常に車にいれておくようにとかかれています。
私たちも、ゴールデンサークルのあたりをドライブしていたときに、最初はいい天気だったのに、少し山の方に入ると急に暗くなって吹雪いてきました。
殆ど車も通っていなかったのと、道路は閉鎖されていなかったものの雪が深くなってきて、これ以上進んで戻れなくなったら車に閉じ込められのではと怖くなって引き返したことがあります。
冬のアイスランドは横から吹く突風に注意
また、違う日には、突風が強く吹いてきて車のハンドルがとられそうになったりということもありました。
実は、アイスランドのドライブ中に数カ所で横転している車をみました。
こわい、こわすぎる…。
吹雪が強すぎて前方が5メートルぐらいしか見えなくなったり、とちょっと怖い目にもあいました。
5メートルぐらいしか見えないと、対向車がきているかどうかもわからないので、本当に怖かった。
今まで生きてきて、何度か怖い目にあったことがありますが、ベスト3に入るぐらい、怖い体験でした。
そんなときはとにかくゆっくり休憩しながら、時にはルート変更という柔軟性も必要かなと思います。
まとめ|冬のアイスランドの運転は雪道に慣れていないと辛い
アイスランドの冬の道路状況や実際に運転した感想を紹介しました。
一言でいうと、雪道に慣れている夫も、雪道に慣れていない私も、どちらも冬のアイスランドのドライブは疲れると言う感想です。
ただ、比較的冬の方が天候が厳しく、ドライブも疲れたのですが、5月に訪れたときはまだ運転は楽でしたので、夏の方が運転はおススメです。
冬に行く際は、自分の運転スキルに応じて現地発着ツアーを利用してはいかがでしょうか。
現地発着ツアーを選ぶなら、選択肢が多くて、評判情報もわかるGetYourGuideがオススメです。