ここではアイスランド南部を中心に、1週間で観光したいけど、旅のルートはどうしたらいいの?という方向けに、実際に私たちが辿ったドライブコースのモデルスケジュールを紹介します。
このツアーの前提条件は、レンタカーを借りて車の運転ができることになります。国際免許を忘れずに!
アイスランド南部のドライブコースの概要
アイスランドに入国後、レンタカーを借りて東へ走行。
- 観光スポット:Seljalandsfoss(滝)
- 走行距離:320km
アイスランド南部のドライブモデルコース
Day 1:空港からアイスランド南部Kalfafellまでドライブ
アイスランド空港で入国審査を通過したら、(アルコールを飲む人は)忘れずに免税店でアルコールを購入したら、レンタカーをピックアップ。
そして、東に向かってドライブ。途中、アイスランドの食品スーパー「BONUS」で食料品を買い込み、東に向かって進みます。
Seljalandsfossを休憩がてら観光し、最初の宿があるKalfafellまでドライブします。
走行距離が約320キロメートルと、長時間フライトの後には少しきついです。
友人もしくは家族で交代で運転して、初日のロングドライブをのりきってください。
ここでがんばると、次の日以降のの氷河湖の観光が、楽になります。
もしこんな長距離の運転は無理!という方は、2日に分けてドライブもいいと思います。
観光名所:Seljalandsfoss(滝)
宿泊場所:Hvoll Guesthouse
Day 2:ヨークルスアゥルロゥン氷河湖・氷の洞窟を見学
朝9時ごろ出発し、1時間半ほどドライブしてダイアモンドビーチへ。ダイアモンドビーチでは季節によっては碧くて綺麗な氷の塊が何個も見られるので、時を忘れて写真に没頭してしまう可能性あり。
そして、向かい側のヨークルスアゥルロゥン氷河湖の売店で、氷の洞窟のツアーガイドと待ち合わせ。氷の洞窟ツアーは、太陽がなるべく高い位置にある昼の12時か1時ごろのツアー予約をおススメ。洞窟が青く輝くところが見られます。ツアーは3時間程度。
氷河湖に戻ってきたら、深さ100メートルもあるという氷河湖の辺りを歩いて、氷河の写真を満足まで撮ったら、ホテルに帰ります。
時間があれば、Svartifossという六角柱の滝へのハイキング(片道30分~1時間)もおススメしますが、冬季は入れない可能性があります。
昼食と夕食は、おそらく食べる場所・時間がないので、サンドイッチ等の持参がおススメ。食べられる場所は、あったとしてもガソリンスタンドのレストランぐらいです。
観光名所:ヨークルスアゥルロゥン氷河湖、ダイアモンドビーチ、氷の洞窟、Svartifoss(六角柱の滝)
宿泊場所:Hvoll Guesthouse
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Day 3:アイスランド南部の名所を観光
アイスランド南部の観光名所を観光しながら、ゴールデンサークルにあるホテルへ移動。
昼ごはんはVikにある新しいレストラン(Lava Bakery and Coffee)でもいいですし、ブラックビーチにも軽食ができるレストランがあります。
墜落した飛行機の残骸を見たい場合、片道45分のハイキング?修行?が必要となりますので、合計2時間程度の観光時間が必要です。
訪れたい観光名所:Fjaðrárgljúfur(渓谷)、Kirkjufjara beach(ブラックビーチ、六角柱が立ち並ぶ)、Solheimasandur Plane Wreck(墜落した飛行機の残骸)、Skógafoss Waterfall(滝)
宿泊場所:Icelandair Hotel Fludir
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Day 4:ゴールデンサークル付近の名所を観光
朝ホテルを出発し、Gullfoss Falls(2時間)、Geyser(1時間)を観光した後にランチ。
ランチのおススメはGeyserの正面にあるレストラン、もしくは車で10分ぐらいのところにあるトマト農園でのトマトスープとパンの食べ放題ランチもおススメです。
トマト農園観光の前後にFaxi の滝を観光し、ホテルに帰宅。夜は穴場の温泉、Secret Lagoonへ。
訪れたい観光名所:Gullfoss Falls(滝)、Geyser(間欠泉)、Faxi waterfall(滝)、Friðheimar(トマト農園・レストラン)、Secret Lagoon Hot Spring(温泉)
宿泊場所:Icelandair Hotel Fludir
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Day 5:ゴールデンサークルからアイスランド西部の町ボルガルネースへ
午前中は、シングヴェトリル国立公園を観光(シュノーケリング)。アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の割れ目を泳いだり、歩きます。シュノーケリングをする場合は、事前に予約が必要です。その後、アイスランド西部にあるボルガルネースという人口3500人の町にあるホテルへ移動。早めについたら、ホテルから車で10分ほどのところにあるGlanni Waterfallという滝を訪問しても面白いと思います。
訪れたい観光名所:シングヴェトリル国立公園、Glanni Waterfall(滝)
宿泊場所:Icelandair Hotel Hamar
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Day 6:スナイフェルスネース半島をドライブ(時間に余裕があれば)
ミニアイスランドといわれるように、アイスランドの全ての要素が含まれているといわれています。一日かけて、半島をドライブします。
冬季は天候によっては吹雪いている可能性があり、私たちは途中で引き返してしまいましたが、ここの自然はまた南部とは違った雄大さがあります。
観光客が少ないのもいいです!
訪れたい観光名所:Búðakirkja(黒い教会)、Vatnshellir Cave(洞窟)、Djúpalónssandur beach(ビーチ)、Svörtuloft Lighthouse(灯台)、Kirkjufellsfoss(滝)、Kirkjufell(滝)、Stykkishólmur(半東北部にある街)
宿泊場所:Icelandair Hotel Hamar
Day 7:レイキャビック市内観光
午前中にホテルを出発し、レイキャビックに向かいます。ドライブは1時間ほどです。
レイキャビックでは、市内中心部にあるHallgrimskirkja教会を見学しタワーに上ります。タワーからはレイキャビックしないのカラフルな家を見ることができます。レイキャビックしないには美味しいラムのレストランやデザートが美味しいパン屋もあるので思う存分、アイスランドの食事と買い物を楽しんでください!小腹がすいたら、名物ホットドッグを食しましょう。また、BONUSでお土産を購入しておくと安心です。アイスランドといえばブルーラグーンといわれる温泉も、市内から遠くはないので、この日のうちに行っておくと安心です。
訪れたい観光名所:Hallgrimskirkja(教会)、Bæjarins Beztu Pylsur(クリントン大統領も食べたという名物ホットドッグ)、Blue Lagoon(青白い温泉)
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Day 8:ケプラヴィーク空港へ
市内からケプラヴィーク空港へ。空港周辺では忘れずに、ガソリンを満タンにしてからレンタカーを返却してくださいね!時間があれば、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸にかかる橋を見学してもいいですが、往復1時間は要するので、出発の時間が早ければそのまま直行するのが安全ですね。アイスランドの空港は、セキュリティも効率よく長時間待つことはなかったですね。また、最後に空港内の免税店で、買い忘れたお酒・バターやチーズも購入可能でした。
さいごに
色々盛り込みすぎて、8日間になってしまいました…
お好みによってスナイフェルスネース半島の観光をはずしてレイキャビック観光を長くしてもいいと思います。
ただ、アイスランド南部は見所がたくさんあるので、もう少し時間があればもっとマイナーな場所を追加することもできますが、もし1回目であればこのリストは十分すぎるぐらいではと思います。
私も3回もアイスランドに行っており、自分の経験からここは良かった!という場所だけを抜粋してコースとしてみました。ぜひ、このコースがお役に立てると幸いです。
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私が35カ国旅した中で、最もお気に入りの国のひとつ「アイスランド」の観光情報について、渾身の力を込めてまとめました。
観光ガイドには載っていない、実際に旅行しながら発見した穴場スポットも含めて、体験談込みで紹介しています。
アイスランドへの旅行や観光を考えている方にオススメです。