アイスランドと聞くと、どんな言葉を想像しますか?
もちろん、アイスとつくからには寒いのではないか、1年中冬なのではないかと思うのではないでしょうか。
しかし、アイスランドでは立派な地元の野菜、それも夏野菜のトマトが盛んに栽培されています!どのようにして栽培されているのでしょうか?
その秘密を探りに、アイスランドのトマト農園を訪問してきました。
フリィズへイマル農園の詳細・基本情報とアクセス方法
- 住所:Friðheimar, Reykholt, Iceland
- 電話番号:+354 486 8894
- 営業時間:午後12時〜午後4時
- 公式サイト:https://fridheimar.is/en
トマト農園「フリィズへイマル農園」への行き方・アクセス方法

ゴールデンサークルの中にあり、間欠泉のあるゲイシールから来るまで5−10分ほどです。
また、近くにはFaxiという滝もあります。
農園の入口を入って、馬がいる小屋を横目に見ながら置くまで進むと、レストラン兼温室の建物があります。
フリィズへイマル農園の中の様子と雰囲気

建物の中に入ると受付があり、受付の奥にトマト栽培エリアと、10〜20このテーブルが並べられたレストランスペースが広がっています。
訪問した日は雪も積もっていたかなり寒い日でしたが、建物の中は暖かい!
なんと、地熱のエネルギーを利用して、トマトを育てており、ここでアイスランド全体の3割近くのトマトを生産しているとか。
時折ツアーの団体も来ているようでしたので、もし可能であれば予約をオススメしますが、飛び込みでも待っていれば大丈夫でした。
私達は平日の14時に行きましたが、10−15分ほど温室の中を見学しながら待ちました。
結構、お客さんがひっきりなしにきている印象です。
予約方法は、電話か電子メールになります。
We recommend that you book in advance. Please call us (+354) 486 8894 or send us an email: fridheimar@fridheimar.is
Friðheimar
フリィズへイマル農園のメニューと価格
レストランは、5つほどのメニューしかないのですが、もちろん全てトマト関連のメニューです。
フリィズへイマル農園で実際にトマトスープを食べた感想

トマトスープとパンの食べ放題を食べました。
トマトスープは甘い!美味しかったです。
主人は他のものが食べたいと、ピザのようなものをオーダーしていましたが、トマトスープのほうが美味しかったですね。
各テーブルにバジルの苗も植えてあり、もぎたてのバジルの葉をスープに入れて食べたりもできます。うちも、アイスランド旅行から帰ってきた後は、バジルの苗を買ってきて、室内で育てています。とにかく匂いがいい!

下記は、パンの食べ放題の様子。
両脇にトマトスープの入ったポットがおいてあります。
価格は約2000円前後でした。

そして、記念にとトマトのチーズケーキをオーダーしました。
緑色のジャムがトマトでできたものですが、これもほんのりトマト味がして、美味しかったです。
トマトも立派なデザートになるんですね。

フリィズへイマル農園で販売している土産物の様子
入口横にはしっかりトマトの加工食品が置いてありました。
ちょっと買いたいなと思って考えていましたが、帰りの飛行機で機内持ち込みにできないので諦めました。
まとめ|フリィズへイマル農園はこんな人におすすめ
トマト好きの人にオススメです!
また、農業や家庭菜園に興味がある人も、レストラン横のトマト温室の様子を直に眺めることができるので興味深い場所だと思いますよ。
アイスランドという名前からは想像できないトマト。
その意外性が、この農園を有名にし、かつ人を惹きつけ続けています。
そして、ただの農園をこんなにもオシャレに見せ、トマトの販売だけでなく、レストランとトマトの加工食品をあわせて提供することに、経済的にもより高い価値を提供している点は、日本でも参考にできることがあるのではと思いました。