【まとめ】アイスランドの世界遺産リスト〜3つの世界遺産と6つの候補地

自然が豊富で水がきれいな国「アイスランド」には3つの世界遺産があります。

本記事で、アイスランドの3つの世界遺産について紹介していきます。

私も、この中のいくつかの世界遺産に行ったので、その感想も含めて紹介していきます。 

目次

アイスランドの3つ世界遺産&6つの世界遺産候補地

現在、アイスランドには3つの遺産があります。

世界遺産名種類登録年紹介記事
シンクヴェトリル国立公園世界文化遺産2004紹介記事はこちら
スルツェイ世界自然遺産2008(訪問不可)
ヴァトナヨークトル氷河世界自然遺産2019紹介記事はこちら

その他にも、下記のような場所が、将来の世界遺産の候補地としてノミネートされています。

ここから、将来の世界遺産が生まれるかもしれませんね!

世界遺産候補地概要地図
ブレイザフィヨルズル(Breiðafjörður Nature Reserve)アイスランド西部に位置するフィヨルド。Google マップ
ミーヴァトン湖とラクスアゥ川(Mývatn and Laxá)アイスランド北部にある火山湖と、その火山湖から流出する川。Google マップ
バイキングモニュメント・シンクヴェトリル国立公園(Viking Monuments and Sites / Þingvellir National Park)シンクヴェトリル国立公園内にあるバイキングの記念碑。Google マップ
シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)シンクヴェトリル国立公園は、文化遺産としてすでに登録されているが、このノミネートは、ユーラシアプレートと北米プレートがぶつかる場所である自然遺産としての登録。Google マップ
ターフハウス(The Turf House Tradition)アイスランドの芝生の家。Google マップ
トルヴァヨークトル(Torfajökull Volcanic System / Fjallabak Nature Reserve)アイスランド南部にある火山。最後に噴火したのは1477年。Google マップ

ダイビングが楽しめる世界遺産「シンクヴェトリル国立公園」(2004年)

シンクヴェトリル国立公園

ひとつは、2004年に登録されたシンクヴェトリル国立公園。

シンクヴェトリル国立公園は、930年に世界最初の民主議会が行われた平原として有名です。

また、地政学的にも、ユーラシアプレートと北米プレートが丁度ぶつかる部分であることから、プレートとプレートがぶつかりあって見られる大地の裂け目「ギャウ」を見ることができます。

上の写真のように、大地の裂け目を歩く経験もできます。

毎年、その裂け目の幅が変わっているというのが驚きです。

ダイバー憧れの地!シンクヴェトリル国立公園内にあるシルファ

アイスランド シルフラの泉 シュノーケリング

また、シンクヴェトリル国立公園には、その大地の裂け目で泳ぐことができる「シルフラ」があり、とにかく透明度の高い氷河の溶け水でシュノーケリングやダイビングを楽しむことができます

透明度が高く100メートル先を見られることから、世界有数のダイビングスポットとして有名です。

実際に2回、シュノーケリングをしましたが、その水が本当に青くてびっくりしました。

ただ、本当に水が冷たかった〜。詳しくはこちら!

シルフラの泉でのシュノーケリング体験を紹介した記事はこちら

■シンクヴェトリル国立公園の基本情報とアクセス方法

  • 住所:801 Selfoss(64° 15,327’N, 21° 7,691’W)
  • 開園時間:24時間
  • ビジターセンター:あり(午前9時〜午後6時が開館時間、大人1000Knの入場料が必要。ビジターセンター付近に、お手洗いとギャオの展望台あり。
  • 公式サイト:https://www.thingvellir.is/

上陸はできない世界遺産「スルツエイ(Surtsey)」(2008年)

1963年に噴火してできた無人島スルツェイ島。

自然保護のため上陸はできません。

なんと、科学者は意図的にスルツェイを上陸禁止にして、どうやって植物や生き物などがその島に住み着き発展していくかの過程を観察しているようです。

面白いですね!

現地発着ツアーで飛行機の上から見られるプランはないかなと調べてみましたが、それもないようです。

決して行くことはできない世界遺産ですが、生物の発展過程を観察できれば、地球や人類の歴史を紐解いていくことにも役立ちそうです。

■ スルツエイの基本情報とアクセス方法

  • 住所:アイスランド

氷の洞窟が神秘的な世界遺産「ヴァトナヨークトル国立公園」(登録年2019年)

アイスランド

ヨーロッパで2番めに大きな国立公園。

アイスランドの見どころとも言える、大きな氷河や氷河湖が見られます。

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特に冬期の間しかアクセスできない、氷の洞窟は圧巻!

わたしも実際に行きましたが、あのスーパーブルーの洞窟は本当に印象的でした。

氷の洞窟の体験談はこちら

 ■ ヴァトナヨークトル国立公園の基本情報とアクセス方法

アイスランドの世界遺産はこんな人にオススメ

アイスランドは世界遺産が3つだけど、思っていたより少ないですが、ニュージーランドやスイスなどが好きな方、自然が好きな方なら楽しめる大迫力の自然があります。

世界遺産に登録されていないからこそ、訪れる人も少なくて、ゆっくり楽しめるというメリットもあるので、ぜひ自然が好きな人にはアイスランドを訪れてもらいたいです。

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この記事を書いた人

みりんのアバター みりん 会社員トラベラー

35カ国以上旅しても、やっぱりアイスランドが大好きなフルタイム会社員。福岡出身、アメリカ在住。
アイスランドを旅するために、毎日IT系の仕事をして働いています。
2013年にアイスランドを初めて訪れて以降、その自然の美しさとアイスランド人の優しさに感動。行くたびにアイスランドが大好きになっています。

アイスランド以外の旅行情報は別サイトで発信しています。
私のアイスランドの一番のお気に入りは、ダイヤモンドビーチ。
将来は、アイスランドの観光大使になりたい、そんな夢を持っています。

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