アイスランドで忘れがたい記憶として残っているのが、世界遺産「シングヴェトリル国立公園」の中にあるシルフラの泉でのシュノーケリング。
決して安いツアーではないのですが、人生で2度もこの泉でシュノーケリングをしてしまうほど、その水の碧さに魅了されてしまいました。
本記事では、もしアイスランでのシュノーケリングツアーへの申込を迷っている方向けに、オススメのツアー会社から持っていくべきものまでを紹介していきますね。
アイスランド・シルフラの泉の基本・詳細情報とアクセス方法
- 住所:Iceland
- 営業時間:24時間
アイスランド・シルフラへのアクセス方法・行き方
レイキャビックからのツアーに参加するか、レンタカーでシルフラの泉に直接行く必要があります。
レイキャビックからであれば日帰りで往復することができます。
レイキャビックからシルフラの泉までは、約1時間(約54km)のドライブですので、シルフラの泉だけであれば、日帰りでも大丈夫だと思います。
アイスランド・シルフラの泉の様子と雰囲気
シルフラの泉とは、世界遺産にも登録されているシンクヴェトリル国立公園内にある泉です。
近くの氷河が溶けた水が地下を長い時間かけて通り、シルフラの泉にて湧き出ています。
つまり、シルフラの泉とは、氷河が溶けた水で出来た泉なんです!
その水の透明さは折り紙付きで、水をそのまま飲んでもいいと言われています。
泉の中のポイントによっては100メートルとも、90メートルとも言われており、入った瞬間に、その透明度に驚きます。
本当に先の方までよく見える!
そして、その水はそのまま飲んでもいいと言われているぐらい綺麗です。
そして、本当に水が碧い!
カリブ海やバリ島の綺麗な海も見ましたが、このような深い碧の水は見たことがないです。
この碧さを見るために、もう1度アイスランドに行ってみたいなと思うぐらい碧い水があります。
そしてこちらのシルフラの泉ですが、私がオススメしているだけではなく、世界のメディアCNNも、このシルファの泉を「世界のTOP50ダイビングスポットの1つ」として紹介しています。
Into the deep: World’s 50 best dive sites | CNN Travel
実は、アイスランドは、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸の境目にあります。
アイスランド国内に何箇所かで、そのまさに境目を見ることができます。
シルフラの泉は、その裂け目を泳ぐことができる唯一の場所であり、かつ世界でもこのように大陸の間の裂け目を泳ぐことができる場所はないとのことです。
アイスランド・シルフラの泉でのシュノーケリングツアーの様子と雰囲気
私達が利用したツアー会社は、アイスランドの現地ツアー会社である「INTO THE BLUE FROM THINGVELLIR」。
ツアー内容にはほぼ満足です。
シルフラの泉のシュノーケリングはツアーがオススメ!
- ツアー価格:ISK 13,900 (約1万4千円)
- ツアー時間:3時間(シュノーケリングをしている時間は30-45分)
- 送迎:なし(現地集合)
- ツアーで貸してくれるもの:マスク・フィン・ドライスーツ・シュノーケリング後の温かいココア
- 公式サイト:https://adventures.is/iceland/day-tours/snorkeling-and-diving/into-the-blue/
シルフラの泉のシュノーケリング・ツアーは高いけど、参加する価値あり!
私達がシュノーケリング・ツアーに参加したときは、私達(2名)とアメリカ人カップル(2名)の合計4名が、同じ時間のツアーに参加していました。
集合すると、早速、更衣室(もしくは屋外)でドライスーツに着替えます。
このドライスーツが本当に着るのがつらい。
特に頭の帽子の部分をかぶるときは痛い!
髪の毛が長いと少し苦労するかもしれません。
ただ、ピッタリフィットしていないと、水がドライスーツの中に入ってきて大変なことになるので、少々の痛みは我慢するしかないですね。
ドライスーツを着終わると、ガイドさんの説明を聞き、早速シルフラの泉に歩いて移動します。
シルフラの泉のエントリーポイントは、歩いて2−3分です。
そこで1列に並び、一人ずつシルフラの泉に入り、碧い水中でのシュノーケリング体験です!
シュノーケリングツアーのガイドさんは、ヨーロッパの他の国の出身でしたが、色々と親切にシルフラの泉のこと、シュノーケリングでの泳ぎ方等を教えてくれました。
シルファでのシュノーケリングは、今回でも前回でも殆どツアー内容が同じだったので、どのツアー会社でも内容に大差はないのかなと思います。
ツアーは英語でしたが、英語がわからなくても、ガイドさんの後ろを泳いでいれば問題ないです。
そもそも、水の中に入ってしまえば、ガイドさんが話してもそもそも聞こえないので、あまり言語は関係ないですね。
では、ガイドさんが何をしてくれるのかというと、泳いでいる際にグループより先の方に行き過ぎると、身体を掴まえて制止してくれます。
そもそも、シルフラの泉の中の水の流れはそんなに強くはなかったので流される感じはありませんでしたが。
魚は、見つけられませんでした。
水中カメラを予約していたのに借りることができなかったという不手際はありましたが、それ以外の点では大満足でした。
U字型のように泳いでまわって、最後は小さな湖みたいなところ(上)で終了です。
水の青さは前半の方がすごかったので、前半は絶好の写真の撮影スポットです。
水中で撮影できるカメラを忘れずに!
アイスランド・シルフラの泉でのシュノーケリングで注意しておきたいこと
シルフラの泉でのシュノーケリングは水温が低いので、きちんとした準備が必要です。
実際に参加して、大事だと思ったことを下記にまとめています。
- ヒートテック上下と温かい靴下を着ていってください!
サイトではフリースが推奨されています。
実際に、ドライスーツの下が濡れることはなかったですが、水の温度は摂氏2-4度と低いので、寒くないように温かい格好をしたほうがいいです。
ただ、あまり分厚いものだとドライスーツを着る時に大変です。 - 帽子をかぶる時が大変なので、もし髪が長ければ髪を結んでおいたほうが楽です。
- 泳いでいる間、ツアー会社が荷物(財布など)を預かってくれます。
しかし、安全なアイスランドとはいえ何があるかはわからないので、最低限の荷物で向かったたほうがいいと思います。
また、着替えは屋外になる可能性が高いです。
事前に、ヒートテックなどは着ていくと、ドライスーツへの着替えが楽です。 - 自分でウォータープルーフのカメラを持っていったほうがいいです。
レンタルをお願いしていたのですが、当日カメラの在庫が切れたという向こうの都合で、カメラを利用することができませんでした。(もちろん返金してもらいました) - 泳げたほうがいいかもしれないですが、個人的には、特に泳ぎのスキルを必要とするようなアクティビティではなかったと思います。
ドライスーツを着ていますし、浮かんで足を少し動かせば前に進むようになっています。ただ、水が怖いという方には厳しいかもしれません。 - 私は、シルフラの泉で泳いだときは手先がすごく冷えました。
もし可能であれば、手袋をはめたほうがいいとおもいますが、当日インストラクターの人に聞いてみてください。
もしだめだと言われたときは、なるべく泳ぐ時に背中の後ろに回して泳ぐと、寒さを軽減できました。 - 事前に、健康に関する質問票を埋めて回答しておく必要があるので、必ず埋めておきましょう!当日泳げないということになると大変なので、お忘れなく!
質問表を埋めていなくて、当日、ガイドと揉めている観光客を見かけました。
アイスランド・シルフラの泉でのシュノーケリングはこんな人にオススメ
もちろん、予算との兼ね合いですが、もし可能であればこのシルファでのシュノーケリングも試してみてください。
ぜひ、水ってこんなに碧いんだ!という感覚を感じてもらいたいなと思います。